2018/9/14 長く生きること

私もだいぶ長く生きてきて、それを一番感じるのは

「私ほど生きた人と、まだ半分ぐらいしか生きてない人では見てきているものの量に差がでてるな」

というところ。

あたりまえのことなのに、わりと忘れてるんじゃないか?
意識して思い出すようにしたほうがいい。

物理的に……っていうとちょっと違和感あるけど、まあ時間がそれだけあったので、見たもの・知っているもののボリュームにも差があるということ。

30歳と30歳でもヒトによって知識に差はあるし、読んだ本の冊数も違うし、得た給料もちがう。でもそういうことじゃなくて、時間がたつことで自然と蓄積される経験とかそういうの。努力に関係ないやつ。


なんでそんなことを突然言い始めたかと言えば、何度も繰り返された話題で、ここ最近もよく目にする話題で

「女性差別とかいやがらせ、性的なものへの嫌悪は(それらに関係なさそうな)おばさんばかり。当事者と思われる若い女性はそんなことを気にしていない」

ってやつ。

まあ一見してわかる人には「そりゃ若いころは気づいてないだけだろ」とツッコミを入れる内容だと思うのですが、根強く繰り返されるので、感覚的にわかんないんだろうなあと。実際自分も、若いころは「私そういうのきにしないんでww」みたいな態度だったな。はしたない恰好をしているとか指摘されても「はあ、別にあんたに関係ないじゃん。私は平気なんで」みたいに思ってたけど、なんかそういう単純なことじゃなかったんだな……と。本人が平気だからいいとかそういう話じゃなかったのかもしれない。


その中で、

「中高年の女性は性表現への嫌悪がある。若い女性は嫌悪が少ない」

ってのもあったんだけど、これは難しいし、年を取ると嫌悪が増えるのわかるよ。

いままで生きてきていろいろ見てきましたよ。そうするといろんなものがあるな、その中には好きじゃない・見たくないものもあったな。と思い出しますよね。

「性表現に嫌悪しますか?」

と聞かれた時に、もやもや~んといろんな表現を思い出すとするでしょう。苦手な描写とか、怒りを覚えるほどのものとか、特殊なのとか暴力的なのとか、はたまた好きなものとかいろいろ思い浮かぶでしょう。

それによって自分の意見を言うと思うんだけど。

年齢が若い人はその分触れてるものも少ないと思うんだよね。だからもや~んと

「性表現……みたことある青年向け週刊誌のグラビア、胸のおおきな女のひとのそればっかり強調してたな。でもまあはだかじゃないしいっか」

ぐらいのものしか思いつかなくても「別に気にならないです」ていうかもしれないじゃないですか。ちかんにもあったことないし、嫌がらせに気づいたこともないし。私は平気です。ってだけかもしれない。

年を取るというのはそういう悪意の思い出も蓄積していくということなんじゃないかと……


だから本当だったら、「表現にはこういうのがあり、すべて自由です。どう思いますか」と具体的に見せて全員で前提を共有してってのが一番なんだろうね、まあぜんぜん実現しない話で実現させる必要のない話だけど。だからその辺も折りこんで考える必要があると思っているのです。

2018/9/10 新曲動画UPしてます

新しく作った曲つき動画をUPしてます。

SHIRATAMA好きの私が、SHIRATAMAへの思いを曲にのせました。

映像ももちろんSHIRATAMAがうごいたり増えたりと、私のすきなやつです。

私も「SHIRATAMA~!」と叫んで(?)ます。2分弱なんでお気軽に聞いてください。何度でも聞いてください。

2018/9/7 「文具のとびら」連載の漫画最新作が公開されました!

連載しているweb漫画

「お楽しみは文房具」最新の第13回が5日にUPされています!

http://www.buntobi.com/articles/category/series/manga/

鉄道文具をね。ちょこちょこ持ってるんですよ。なんでもかんでも買ってるわけじゃなくて、結構厳選しているつもりだけど集まってしまった。ホッチキスに関してはその存在感ゆえ、見かけると買ってしまう。

今回のお気に入りは冒頭のこの顔。いい感じに描けたと思ってます!!

ぜひ本編をご覧ください!


 

 

2018/9/6 何もやれてない感がすごい

体調を崩したのが6月末、その後全然調子が戻らなくて

(一番ひどい時は終わったけど、良くもないって感じで)

気づけばもう9月ですよ。


普段、自分のやる気を起こすために自分の記録を付けていて、やったことが増えると喜ばしいことだと「やったことメモ」を付けていて、ちょっと気を付けないとできないことやサボりがちなこと、コシが重いあれこれをやったらメモしてその数を単純に数えてニマニマして、ニマニマするためにちょっと意識して頑張る。

というのをやっているわけですが、7月などは具合が悪かったので記録をやめてたんですよ。正しくは記録はしてたけど、頑張らないというか、記録が悪くても体調の回復を優先させていたというか。

でもそのままあまり快調にならなくて、普段の活動に戻せず、休みながらなんとかやっていたらいまだに活動が滞っているというか、記録がついてない感じになってしまっています。

どうせ大した数やってない。やってないことの可視化が行われる「記録」は、逆にモチベーションを下げてしまうし、だからと言って頑張る体力や体調が無いというか。どんどん落ち込んでしまうんですね。


しかし、今度は記録がついてないせいで落ち込み始めた。自分のかたちが見えてこないというか、足跡が無いというか、なんにもやってないし、お金も入ってこないし、お金が入ってこないのはなんもやってないからか……なんもやってないな……って感じ?

なので9月からはまたリセットした気持ちで「9月からはじめよう」って勢いを作って、いろいろやっていこうと思います。

気持ちのリセットと記録の穴埋めはできてきたので、あとは体調ね。ここでまた体調崩して「頑張ってる場合じゃない、休まなくちゃ」ってなるとダメなんですよ。この2か月はそれを繰り返してしまったのですよ……一進一退ってやつです。


ここの日記以外でも、pixivFANBOXのほうも更新していますのでよかったらご覧ください。ご支援の月額300円以上で読める限定記事も定期的に更新していますよ。

下記の記事は全体公開なので誰でもご覧いただけます。

残りの4か月がんばるぞ~|藤村阿智|pixivFANBOX
https://www.pixiv.net/fanbox/creator/639483/post/145312

作ったものなどもどしどし紹介していくのでお楽しみに~です。

2018/8/29 矛盾と言うかどっちもあってどっちも、どっちも

とくに「選択すること」に関わってくるのかもしれない。いやそうでもないのかもしれない。

いくら考えても、簡単に考えたって2つの意見が脳内で出て、議論してみるけど平行線で、交わることはなく、それぞれにどっちかないしどっちでもないんだから、と思うと結論「考えてもムダ」にはなるんだけど、本当にそうなのかは考えてみなければわからない上に「本当にそうなのか」がわかるわけでもない。という無限ループにはまり込んでしまう。

いまそんなようなことをぐるぐる考えている。

私の中に二人出てきて、

・私はそうじゃない。

・でもそうじゃないかと突っ込まれる。

・結果的にそうだけど、そうじゃないことも認めている。

・認めていたって結局そうなんだから、そうじゃないものを否定しているのだろう。

・いやそうじゃないのもそうだと……(以下ぐるぐる)

そんな感じ?


わかりにくいので具体的な例を出す。これについて考えているわけじゃないけど同じループになりそうだから。

・好きな人ってのは結局顔じゃないよ。

・でもあなたは美しい人のことを好きで、一緒にいるじゃないか。

・美しかったからではないよ。

・じゃあ最初から美しくない顔だったらどうだったか。

・最後は結局顔だけじゃなかったんだよ

・美しい人を選んでそばに置いてるんだから顔もやはり重要じゃないか。

・いや、(以下ぐるぐる)


なにか選択して所持しているもののことや、すでに置かれた立場があって物事を語るとき、本来なら大きく一般的な話として語りたいことも、

「あなたはそういう意見を言うが、あなたの持っている/選んだそれはなんだ」

と個人の話に持っていくとややこしくなるし、しかし完全に切り離せるものでもないということ。

持ってない/選んでない人しか語れないのもおかしいと思うんだけど、思考した時にツッコミ担当のわたしが「お前がそれ言う? 恵まれてるじゃん」みたいに抑えつけてきて、なかなか考えがまとまらないのである。