ドラえもん1巻 全話感想

ドラえもん読み返し2022

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読むぞ~!

【てんとう虫コミックス1巻】

サブタイトル

未来の国からはるばると

記念すべき第一話。有名な話でもある。こなれない感じの丸いドラえもんがかわいい。頼れそうだが不器用そう……

私がおもち好きなので、おもちをまず食べてるところがとてもいい。のび太は寝っ転がって食ってるけど座って食べないと危なそう。

考えてみると、のび太とドラえもんはおやつを部屋で食べてることもあるけどなんだか上品?だな。食卓で食べてることもあるけど、ママが持ってきてくれたり自分で部屋に持って帰ったり。わたしは実家に自分の部屋ってのが無かったので、他の人とか普通?はどうなのかわかんないな。

「タイムテレビとかで見せるんじゃなくてアルバムなのは、いきなり文明が発達した未来の道具を見せられて解説されてもウソっぽいからじゃないか?」と仮説を立ててみたものの、次回で軽く覆された。別にタイムテレビでもいいのかもしれない、のび太は柔軟だし。

あと、パパママが優しいなあ。パパはわりと一貫してこんな感じのキャラクターだけど、ママは特に低年齢向けに書かれた作品の中では優しいママなんだよね。甘やかしてる感じもあるけど、のび太が(ドラえもんに言われた未来の話に)泣いて怒っているのを見て事情を聴いたうえで、内容を信じはしないものの「たいした空想力だ」と未来の選択肢を広げてくれるのもなかなかいいんじゃないか。

ジャイ子がかわいく描かれていなくて、それと結婚するなんて嫌だ、かわいいしずちゃんがいいとのび太が言うシーンはルッキズムを助長するんじゃないかという意見も読んだけど、まあ無くはないけどどうだろう。私は子どものころから読んでて、ジャイ子は結局好きなキャラクターになっちゃったからな。「ぶさいくキャラクターだから嫌いなんだろう」と言われれば「まあそんな感じに書いてあるしなあ」とは思う。

深読みしすぎるのはあまり好きじゃないけど、セワシのことを考えるといろいろ混乱してしまう。よく引き合いに出される「たとえば、きみが大阪へ行くとする。いろんな乗りものや道すじがある。 だけど、どれをえらんでも、方角さえ正しければ大阪へ着けるんだ。」(18ページ)という、「過去を変えるが未来の大事なところはかわらない」理屈は、のび太は納得したし子どもの頃のわたしも納得したがなんか雑(セワシの考え方が)だ。

【ここから妄想】
「ドラえもんがのび太のめんどうを見た」はすでに決まった過去で、セワシはそれをやることになっているというのがすんなりおさまるかんがえかたじゃないだろうか。過去を変えていなくて、「ああ、このタイミングでドラえもんをのび太のところに送るんだ」という……でものび太への解説は「だいじょぶだいじょぶ、セワシは生まれてくるから」と納得してもらうためにのりものの話をしていると……
【ここまで妄想】

まあなにはさておき、短パンだけ飛んでる絵には笑ってしまう。

ドラえもんの大予言

21ページ「22世紀のマジックハンド。」ってさっそくムダ系ひみつ道具が出てきて笑える。バラエティショップで売ってそう。

ここの構成いいなあ、マジックハンドで無理やり止めるギャグから、次々のび太の行動を当てて「よくしってるな。」と言わせることで、ドラえもんが22世紀の未来から来てふしぎなちからを持っててのび太の未来も知っているということがさらっと理解できる。

「ダンプカーにはねられる」(つまり、今日)のは2月6日なのか。ドラえもんが来てからすぐの話のようで、正月にやってきたんだから1か月以上はもう一緒に過ごしてるんだなあ。そんなこと考えたことなかったかも……

のび太はすっかりこのアルバムのこと信じてるんだなあ。

黒電話に出るドラえもん、漫画読みながらなんか丸いもの食べるドラえもんがかわいい。とくせいケーキにつられるドラえもんもいい。ダンプにのび太がひかれることよりもおもしろいまんがととくせいのケーキ。

悪いことした(?)からって、知らないおじさんに子どもがグーで殴られるというのがつらい。泥棒と間違ったからって、子どもを竹刀で殴ってくるおじさん……殺伐としてるなあ昭和50年の東京!

【名言】「けっきょくこうなる運命だ、あきらめな。」

変身ビスケット

この、1ページ目と2ページ目が見開きで、真ん中に扉絵があって左と右にコマ割りが5段でされてるレイアウト好きだなあ。「起」と、これからありそうなドタバタの予告というか謎がいっきに見えるのがすごい。

最初の三コマもじっくり見て、ここをどうして三コマにしたのかって考えながら一コマずつ見るとすごい……ドラえもんはテンポのいい漫画だけど、この2ページのテンポは比較的緩やかで、のび太の行動の原理をわかりやすく描いているように見える。

小学生が頼まれるお使いとしてはなかなか高度なきがする、
「お客様におだしするいいかんじのお菓子を買ってくる」

ママだけで接客するお客さんってどういう関係のひとなんだろう。よそよそしいから親戚でもなさそうだし。

それにしてもテッパンの繰り返しギャグでドタバタして混乱して面白いなあ。こんなにお客さんを怒らせちゃって大丈夫だろうか?

(マル秘)スパイ大作戦

スネ夫初登場。

花瓶を割ったことはいけないことだけど、わざとじゃないので先生には許してほしいところ。でもビビっちゃうよね……わかるよ……だからそこにつけこむスネ夫はほんとよくないぞ。

ドラえもん頼りになるなあ。即解決。

解決したところでやめないところもドラえもんだけど。あおるだけあおっておいて、なんか無表情でのび太を見つめている48ページの「カッカ カッカ」ってコマ大好き。藤子F先生の、ドラえもんでよくやる「数コマ使って感情の盛り上がるさまを見せる」演出好きなんだよな。

【名言】美しいということばは、 ぼくのためにあるんだなあ。

↑ここでも四コマ使ってスネ夫のうっとりぶりを強調!いい!

このあとで知れちゃう「決定的なよわみ」は、あんまりにもプライベートだから勘弁してやってほしい……

【余談】
そうそう、ドラえもんって一話完結のギャグマンガなんですよね。だから設定が変わることや、前にあったいろんなことが「前提になっていない」「次回には持ち越さない」ところが魅力のひとつ。この回でのび太とドラえもんが知っちゃったスネ夫の決定的なよわみになる秘密や、他の話でものしずちゃんやジャイアンの恥かしい秘密について、いつまでも同じネタをいじってくることはないわけだ。そこは忘れないで読んだほうがいいと思う。

コベアベ

これの最初の三コマで!!ここまで何があってこれから何がしたいかバッチリわかる構成!!あーこれすごいな。「「コベアベ」というふえだよ。」までドラえもんがしゃべらないのもいい。その間の顔!!とくに59ページ6コマ目の顔が好き。

「コベアベ」もなかなかふんわりした効果の道具なんだよなあ。範囲もわからないし何に作用してるのかもわかんない。たぶんわたしが20世紀生まれだからだ……でも22世紀にも、あんまり仕組みとかわからずに道具を使っちゃう人多そうだな。

「おふろに入ってきれいに」なろうとするドラえもん……

わりと凶悪な犯罪者も出てくるな。のび太の活躍によりお縄。お縄……

刃物をちらつかせ、家にいる女性二人を縛り上げ、家探しをするドロボウ。凶悪……「買ったばかりのバットのなぐりぐあいをためさせろ。」とかいいだすジャイアンさえもかわいくみえるレベル。

古道具きょう争

スネ夫のコレクション自慢がさく裂。

昔からいつもさらっと読んでたけど、1974年の話(一九七四年のラジオを~というセリフから)なのか。資料によると初出は1970年?

その時代だと考えると、68ページの「ぼくのうちみたいにさ、車とかクーラーとか、電子レンジとか。便利なものがなにもかもそろっちゃうとさ、」というスネ夫のセリフがすごいなって思う。加筆された部分とかかもしれない。私ぜんぜん初版とか初出とか追えてないのでそのあたりよわい。

wikipediaの電子レンジのページによれば「一般向け電子レンジは1965年に初めて発売。普及率は1970年代中盤に10%」だそうで、スネ夫の家にはやっぱり早い段階で先進的な技術が集まってるんだなと思う。

加熱する古道具競争に巻き込まれるママの様子を書いた74~75ページは最高におもしろい!とくに爆発する前の2コマ。

ママのSOSをうけて早帰りしてくれるパパもやさしい。藤子まんがのパパってみんな家族大好きっぽいよね。

最後のコマに超強力ルンバみたいなのも出てきて、いいな……

ペコペコバッタ

1コマ目からガンガン怒るのび太!そうそう、のび太って結構直接相手に嫌なこととか困ったことは怒ってるんだよね。「いじめられて泣いてドラえもんに泣きつく」ってイメージで語られるけど(この話もまあドラえもんに相談するわけだけど)、のび太が自分で意見を主張することも多いのだ。

きちんと(?)謝罪を要求して回るのもいい。それで謝らなかったんだから、道具で強制的に謝ることになるのも致し方ない……みんなの不遜な態度と、道具によって豹変して謝罪しまくる姿のギャップ! 過剰に反省し謝られすぎると滑稽で逆にコワイっていうギャグもいいなあ。怖さとギャグって同じ方向だったりするもんね。

その後の展開もわりとパニック、ホラー的な内容だなあ。反省しすぎていのちをたとうとする人間が続出。強盗も1巻だけで2人目が登場。

そしてみんな事実を打ち明けちゃってるんだね……警官の告白はどこまで本当かな?(笑) そうだな、警官の精神状態が一番心配だな。

ご先祖さまがんばれ

スネ夫の家は家宝の刀なんてあってすごいな。ただの成金じゃないんだなあ。たぶん。

ただの「うちの先祖パッとしない、スネ夫に自慢された」っていう愚痴をドラえもんにつたえただけだろうに、勝手に「負けてたまるか!!」と激高するドラえもん。積極的に過去を改変しようと動き出す(笑)セワシにも関係してくるごせんぞの話だからだろうか。のび太だってセワシのごせんぞだもんなあ。

「タヌキとはなんだ!!」というお怒り初登場。1巻でもう出てくるんだなあ。というか、矢が貫通しちゃってるな!!!ドラえもんのあたまを!!「ぼくがロボットでよかった。」そういう問題!?

あの名言がここで登場。

【名言】どっちも、自分が正しいと思ってるよ。 戦争なんてそんなもんだよ。

のび太の「正しいほうを助けたい」という気持ちも子どもらしいし、ドライな様子を見せるドラえもんの言うこともわかるし……

のび太のごせんぞも、不器用なりに身の回りのことの解決に未来の道具を工夫して活用しちゃうところが「のび太の先祖~!」って感じでよい!

かげがり

かげがり~!!

「こどものころ怖かったドラえもんの話シリーズ」だ。

22世紀には「草むしりにつかえる機械」ないんだな。なんか別のソリューションで雑草コントロールをしてるに違いない。遺伝子組み換えとかされてるのかな、、それはそれで怖い。植物もなるべく刈らない方向の世界になってるのかもしれない。とにかく、草はむしらないようだな。

「三十分たつとちえがついてかげでいるのがばからしくなるかげを作るはさみ」

これはどうしてこんな風になったんだろう。失敗作の道具とかなのかもな。「切り離した分身に自我が生まれるとは……」みたいな。

片倉くんちに借りた本を返しにいくカゲ。方倉くんじゃないんだ。

おせじ口べに

ママはおしゃれだし、パパは絵を描いている。のび太はくちべたで損している。

ストレート悪口をどんどん言ってしまう不器用なやつだ。嫌いじゃないけど慣れるまで誤解されそうで、確かに損だな。ちゃんと分かってもらえれば人を怒らせることもなさそうなんだけど……

この口紅をつかってると、口紅ぬってるからすぐにステータス(おせじ口紅使用中)がわかっちゃうけど、そういうジョークグッズってことなのかもな。相手にも使用中なことを知らせつつお世辞を言うという。「きみはほんとうにすばらしいひとだね!」「エッ、……ああ、なんだおせじくちべにぬってるじゃないの!!」みたいな、みんなで笑えるジョークになるのかもしれない。

一生に一度は百点を

これまた名作ですね。

あからさまに虚構の世界から始まる。このカッコイイのび太って「スーンという感じですごいことをやってのける」スタイルでいいですね。

あー、これ「コンピューターペンシル」がどういう道具なのか一切説明せず、のび太に渡して、のび太がなんとなく察して(セリフはないけどドラえもんが解説してるかもしれないような顔はしているが……)使いこなし、用事は終わったから「返して」ってドラえもんが引き取ろうとするところがいいな。コンピューターペンシルの良くないところ、ドラえもんは完全にわかってるんだろうし。そしてのび太は効果と使い方を一回で完全に理解してしまった。

「しずちゃんのパパの山積みのお仕事」までこなす、このペンはどうなってるんだ。パパの仕事はなんなんだ。

【名言】ほしいものは手に入れるのがおれのやりかたさ。

ジャイアンの名言と悪そうな顔出ました!こちらも理解が速い!

のび太は通信簿オール五をコンピューターペンシルでとろうとしているが、体育……体育と図工あたりは厳しいのでは……

きたないものでもみるような、けいべつしきったような目つきのドラえもん……ここの静かな展開も好き。これギャグだけど、やっぱりミステリーとかサスペンスのハラハラ感も盛り込まれてると感じる。

単行本では先生初登場。でもキャラデザの安定感からもこれが初出ではないでしょう。「ウフッおもしろそうですね」の回のほうが先じゃない?(ちゃんと確かめてない)んでその回がどこだったかパッと思い浮かばない……もうだめだ

そして、オチの近くでジャイアンの父ちゃんの、しっかり子どもを見てるんだなあという発言に愛を感じる。殴っちゃダメだとも思うけど。でもジャイアン本人にも、読んでる読者にもこのお話の流れはすんなり理解できるんじゃないか。ジャイアンが盗ったものをどうどうと返却してくる流れもわかりやすい。のび太が結局不正をしなかった理由もはっきりわかると思う。やっぱ名作だなあ。

プロポーズ作戦

パパとママのエピソードも、1巻からがっつり入ってるんだなあ。

十二回目の結婚記念日。おいしいごちそうと、パパが買ってきてくれた花束。食い違う思い出……不穏な空気……

「うそ発見器」を取り出すドラえもん、さらっとでてるけどなかなかすごいもの持ってるな。やっぱあるのか。

「忘れもしない、昭和三十四年十一月三日に公園で。」

プロポーズの日が明確に書かれている!こういうの好きなんですよね。昔まとめてサイトに載せてたけど……いや、まあ今もあるけど……

でまあ、過去に行っていろんなすれちがいを目の当たりにし、混乱の原因を知り、どうしようも出来なくて現代に戻ってきたら……結局なかよし夫婦でした!!!ごちそうさまです!!

○○が××と△△する

「予定メモ帳」はかなり万能な道具だけど、ちょっと前から状況を操らなきゃこうはならないだろうし、どういう仕組みなのか気になる。ここに書くこと自体がすでに予定に組み込まれてるんだったりして……

「おれたちのしずちゃんが。」「こともあろうにのび太なんかと。」

って、こういう風にジャイアンとスネ夫が言うのは珍しいなあと思ったりする。

結構一般的に「しずちゃんは唯一のヒロインで、みんなに好かれている」という印象があるみたいだけど、実際のところはしずちゃんのことを積極的に好きなのはのび太と出木杉(?)ぐらいじゃない? のび太も割といろんな子に目移りしているし。

ネズミにおびえるドラえもんもてんとう虫コミックスでは初登場。

のび太のおませな部分もチラ見え。

雪でアッチッチ

のび太の家まで、みんなが遊びに誘いに来てくれる。こういう仲間でもあるんだよねえ。

そしてバカにされたことにやっぱりのび太本人以上にいかりくるうドラえもん。

「あべこべクリーム」はどうなんだろうね、本当に暑くなるんだったらまだいいけど、体感だけ暑くて実は冷えてるんだったらしんじゃいそう。危ない。

でも究極は凍るんだから物理的に熱があべこべになるってことかな……?

ランプのけむりオバケ

1巻で二回目の正月。

冒頭の三コマの流れいいなあ、少しずつカメラを引いて行ってドラえもんの様子がわかるようになってるところ。三コマ目で「な、なんだ。ダダダダ」になっててもおかしくないけど、そこにこの間がある方がしみじみとおかしさが増してる気がする。ああ~~。

けむりロボットのソリューション力はすごいな。自分にできないことも解決していくわけでしょ。そうとう知恵が回らないと無理だ。でもAIに出来そうなことともいえる。命令を一番早くスムーズに解決できそうな手段に素早くアクセスして試行していく。

走れ!ウマタケ

竹馬とか缶ぽっくりとか、私以外と得意なんですよね。体幹は良いのかもしれない。

ドラえもんもなんだかよくわかんなくって、ずばりそのものの解決法じゃなくて名前が似てるだけの謎の生き物連れてきちゃうところが最高。

「ウマとタケの間の子でウマタケ!」じゃないんだよ……飛び越えすぎてるんだよ、いろんなものを……

のび太もわりとすんなり乗りこなしている。やっぱ器用だよ。やったら何でもできるタイプだなのび太は。最初に「できない」って思いこまないでやるってことだけが彼に必要なことなのかもしれないな。

ウマタケにも幸せになって欲しい。未来の住んでたところに返してあげて。

全体の感想

ここまで感想を書きながら読んだら3時間かかってしまった。無理じゃない?このペースで読み返すの。

 


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ドラえもん読み返すぞ2022

 

私はドラえもん全45巻を読み返す必要がある

4月、「ドラえもんをちゃんと読み返すべきだ」と思うことが二回あった。

ひとつはフエール銀行の利率をこたえられなかったとき。

もう一つは藤子A先生が亡くなった時のいろんな人のつぶやきを見て。

手元には「100年ドラえもん」がある。まだ全然読めてない。こんなことじゃいかん。改めて読み返して、私の中でドラえもんを「最近触れた詳しいもの」に少しでも近づけたい。またドラえもんの話を出来るようにしたい。

読み返しメモを書いていきたい

いろんな角度で見返したいなと思っている点があるので、そこをチェックしつつ、感想を書いてここにUPしていこう。目標は「誰かになにか言いたいときにパッと思い出せる・参照できる自分好みのデータベースづくり」である。

感想は以下にリンクしていく。


ドラえもん1巻 全話感想

ドラえもん2巻 全話感想

 

 

 


 

こっちも欲しい……

2022/05/16 英語の勉強進捗【71】

英語学習進捗報告 兼 メモ

英語を楽しく勉強しているので、やったことを報告したりメモしたりする。
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2022年5月9日~5月15日の学習時間
【416.5分】

そんなに「やらなかった」感じないのに、時間にするとあんまりやってないな。

朗読も1時間聴いたり、動画見てたりという時間もあったのにこの時間ではちょっと少ない気がするな。

今週やったこと

Duolingoのリーグは黒曜石リーグに残留。まあぼちぼちと、また上がれるチャンスにダイヤモンドリーグに行ければいいか。とりあえずここをキープしておこう。

あと、1日に数レッスンでもいいからまだやってないところをすすめて、復習ばかりにならないようにしよう。復習と称して、もうわかってるところをやることでちょっと早く・間違えずに進められるのでついついやってしまう。でも適度に復習もしないと、せっかく理解したところを忘れちゃうのももったいないからね。忘れるの速いな~って自分にがっかりする。(笑)

アルファベット画像をポチポチ作ってみた

前回の最後のほうで言ってたやつ。

「単語のつづりを覚えるための、わたしなりのアプローチ」を考えてみた。

こういう、見た目が派手なアルファベットの文字を作ってみた。

色だけ違うってのも考えたんだけど、もっとひとつひとつの印象を違えたかった。

でも「26種類全部まるっきり違う」にしなかったのは、そこまでやるとやりすぎで逆に混乱しちゃうので。

一応頭に入っている「ABC…」の順番は利用して、似た位置にある文字は同じでなんとなくそれも覚えられるようにした。

たとえば「Alphabet」だとしたら、私は頑張ってその並びを見続けても手で書いても「ALPHABET」って綴りだってことをなかなか覚えられないわけですよ。

「あるふぁべっと」という音のイメージから綴りを推測するには全然耳がなれてないので、「ARFABET」かもしれないし「ALFAVET」かもしれないみたいなところまで悩んじゃうわけです。ひどい。

なので、そういう覚えにくいものについて画像化していく。

こんな感じで。

今後の予定としては、これを日常的に見る。アルファベットの並びだけじゃなくて、例えば三つめは紫だったな~とか、青いのが三つ並んでておもしろいな~(ABEのところ)とか、そういう文字の並びのアプローチだけじゃないところから記憶に定着させたい。

私は視覚情報では、複数の要因がヒントになるものの方が憶えやすいので、じゃあ文字にもそういう要素を与えてみたらどうだろう?と考え付いたのがこれ。

例えば天気が良かった、となりに赤いものがある状態で見た、とかの情報が一緒になってる方が憶えやすいということなんですよ。覚えるまでが大変なんだけど、これは覚えると抜けていかないのも実感にあるので、ちょっとやってみたい。

しんどすぎたり、あんまり効果が無かったらやめるかもしれない。

空き時間を使いたかった

語学学習とか、空き時間を有効に使って日々やっていくのは基本だと思うんですが、私が一番いやだな~と思ってるのが「家事やってるときとか身だしなみの時の空き時間」なんですよね。

洗濯、掃除、片付けにはヘッドホンで英語動画を聴きながらやるっていうのを思いついて、それのおかげで結構楽しめている。

あと一つどうしても埋められなかったのが「ドライヤーをあてて髪を乾かしている時間」。無駄に長いし量が多めで重たい髪の毛、乾かすのに10分以上かかるんだけど、その間マジでやることがない。両手使うからスマホを操作もできないし、うるさいからヘッドホンでなんか聞くこともできない。

乾かしながらなにか見ることができればいいのでは……

と考えて、単語を覚えるための貼り紙とか見るのはどうだろう?と思いついたのです。なので、それをこのオリジナルアルファベットでやってみようかなと。

印刷するなら、黄色あたりは見えにくくなりそうだから縁取りかなにかつけようかな。

興味がある単語からやってみたい。

世界の国名に興味があるから、国名の綴り憶えたい。

ヨーロッパはわりとわかる気がするけど、アジア!アジアの国の綴り全然わかんない。

フィリピン、ベトナムとかちょくちょく間違う。中国と日本ぐらいだな……韓国もわかんないもん。完全に「漢字」と同じで、見れば読めるけど、書くことができない!

それをもう少し何とかしたい!というところです。

 


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ストリートビュー散歩100 私が見ている世界

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100本目の記事!

……と思ったらなんか書き出せなくて、だいぶあいだが空いてしまった。私は100なんて通過点だと思っているし、ネタもどんどんたまってしまっているし、気軽に100記事目を書くのだ。100記事記念に企画記事も書きたかったけど、それはまた今度どこかの記事で。

ここまでストリートビューを見てわかってきたこと

世界の○○がわかった!!

……とか言う話ではなくて、私が何を見たいのか。どういうものが好きなのか。ストリートビューである意義は何なのか。100記事近くなってようやくはっきりしてきた気がする。

私は、世界の「その場所で当たり前にあるもの」を見つける旅がしたい。

そしてそれが、私の身近にはないものだとうれしい。もしくは同じものだとうれしい。どこかで何かについて言ったような気がするんですけど、「アッ!違う!!」と「アッ!同じ!!」は似た感動を呼び起こしてくれる気がする。

「何もかも違うんだろうなあ、言葉も人も歴史も違うしなあ」と思ってた町に日本でもよく見るものがあったり、それこそ日本のものが使われているのもすごく驚いて興奮する。

「ここはこういう感じなんでしょ。知っているよ」と思ってた場所で違うルールややり方をしているのも見つけると楽しい。

つまり、予想を裏切って欲しいのだ。

地味かもしれないけど

こないだからちょっと興奮しているのは、いくつかの地域で家の前に「ゴミを回収するために設置されたのであろう棒」を見つけたことがあって、見つけてからは「アッここにもそれがあった」「これもそうなんだな」というようにどんどん見つかるようになったこと。

これ!!バルカル共和国の道沿いにあるごみフック。ちゃんと調べがついているわけではないんだけど、あちこちにあって、家の前にだいたい設置されていて、ゴミをひっかけていたりひとつも引っかかっていなかったり。おしゃれだったり、自然の木を利用して風景に溶け込んでいたり。近隣の地域でこの方式をちょこちょこ見かけることにも気付いている。

ブラジルのゴミを捨てるカゴもそうだけど、海外でそこの人たちがどういう風にゴミを回収しているのかなんて日本にいても知る機会がほとんどない。 現地にいて、道端にゴミが集まってるのを見れば「ここが集積場で回収が来るんだな。日本と同じだな」などと気づくかもしれないが、日本で旅番組や旅行情報サイト、観光地の写真集を見ているだけでは知れないことだ。別に知りたくない人が多いのかもしれない。

私だって別に「ゴミどうやって捨ててるのかな」とあちこちで気にしているわけではないんだけど、たまたま見つけて「オッこれは……ということは……こうか!!」と考えることが楽しい。人に教えてほしいわけではないところがミソで、ここで「あなたの住む場所・知ってる場所の変わったゴミ収集をおしえてくださ~い!」と募集したいわけではないのだ。

知りたいわけではなく、「見つけて調べたい」

だから他のストリートビューマニアの人の記事を見ておもしろポイントを知りたいとか、こんな場所がストリートビューにあった!ストリートビューが撮影しちゃったヤバイ瞬間! というのを知りたいわけではないのだ。

これは旅だと思うし、実際に行っても私にはできない

常々「透明になれたら旅に行きたい」と思っていて、ストリートビューはかなりそれをかなえてくれていると思う。私は誰かに私の存在を知られることなくすきなだけ歩き回れたらどんなにいいかと思っている。

いま私は日々東京で散歩をしていて、東京はかなりわたしを透明にしてくれる。

自然の中に独りぼっちでも透明になれそうな気がするが、私は自然より人の営みをみたいと感じているので、人が住んでいるところで透明になりたい。その場合東京が一番だと思う。

Google car が与えてくれるもの

それは無作為の景色だと思っている。完全に作為がないわけではないので、私は「無作為に近いもの」だと認識している。

ひとが撮影した美しい景色の写真は、シャッターを押した人が作った景色である。その場所を写真に撮ろうと思った意図が必ず入っている。共有したい気持ちを感じてしまい、そこから撮影者も気づいていない何かを見つけ出したいという気持ちになれない。

Google car は道を流しながら撮影している。あんまり喜ばれないようなものも撮影しちゃうし、人だって家だってお構いなしに撮る。だからこそ、私がなにかその風景に価値を感じたいと思える気がする。

作為がないわけじゃないというのは「天気が悪い日には撮らない、時間は明るい時間、撮りやすい時間や撮りたい景色のある季節や時間や場所を選んではいるだろう」というのが残っているから。桜やその場所で人気の花が満開の時に撮影されているものや、「この場所と言ったらこの季節でしょ」で撮影時期が選択されたんだなというのを感じるし、よりみんなが見たいと思うだろう道を優先していると感じる。

たったひとつの願い

Googleストリートビューにこれからも続いてほしい。

問題もあるかもしれないけど、出来る限り続けて、積み重ねて残していってほしい。そしてもっと見れる場所を広げてほしい。

私に出来ることは、さりげない場所とその瞬間が撮影されていることの価値を伝えていくことだと思っている。だから、出来ればこれからも今のように埋め込みや紹介リンクで「ここですよ。ここを見て。」と紹介できるようになっていてほしい。

これはアメリカ・マウンテンビューのGoogle本社近くの道路。2022年2月。

これは同じ場所の、2007年6月の様子。ほぼ15年前。

タイムスタンプの白い点が半端なく多い。さすがアメリカのgoogle本社近くは撮影頻度が違うぜ!

もうすぐ15周年

2007年5月25日からサービス開始ということで、ほんとにもうすぐ15年なんですね。これからも続いて、こうやって昔の風景もアーカイブしてみせてほしい。

10年以上前の日本も相当違いますよ。

2021年の新宿東口アルタ前。

2009年12月。まだまだ「笑っていいとも」 が放送中だったころですね。

「相当違いますよ。」と言ったものの、たいして違わない場所になっちゃったな……具体的にあの建物がある・ないっていう場所もあるんですけどね。


「100」は私にとって「たくさん」だけど

まだまだ見つけているものはある。ようやく100記事めを書けたから、これからも増やしていくぞ!!

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2022/05/09 英語の勉強進捗【70】

英語学習進捗報告 兼 メモ

英語を楽しく勉強しているので、やったことを報告したりメモしたりする。
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2022年5月2日~5月8日の学習時間
【535分】

Duolingoにまた時間かけた。

今週やったこと

Duolingoはリーグ降格した。

86%にあたる461分をDuolingoに使っていた。しかしうまくやれずにダイヤモンドリーグから降格して黒曜石リーグになってしまった……

最後の2時間にちょっと根を詰めてやってみたんだけど、今回はランクを維持できるラインの人とスコアが結構離れてしまっていて、しかもそのギリギリのところで残留争いみたいなのがあって全然差が縮まらなかったという……

それで降格してしまった。しかし週に461分もかけてランキングで下から5番目以内ぐらいってのはひどいなあ。これ、単純に私がうまくやってない気がする。「無理なんですよ」とかじゃなくて、ふつうにやってたらそうはならんやろという。

久しぶりにWEB版Duolingoもやってみた。最近スマホ版ちょっとおかしいんだよね。PC版はテキスト入力多めだったりするので、また雰囲気変わるのでマンネリしてる人もどうぞ。しかしいつみてもwebブラウザ版のゲーム内通貨の使い道がわからん。増やすことしかできず使えてないので全然減らずに増えていくばかり。アプリで使えるジェムが欲しい。ジェムにかわらないかな……

ほかには、動画で既に視聴している海外旅行で役立つ会話集みたいなのを散歩中にリスニングした。マスクしてるのをいいことに、人通りがないところではシャドーイング的な発話もしてみた。結構いいかもw

つぎの週でやりたいこと

GWも終わったことだし、イベントもまた月末までないのでちょっと新しいことやろうかな。

Duolingoは日々コツコツやるんが結局一番だと思うので、ちゃんと二倍XPとかレベルアップとかを利用して短時間集中でやろうと思う。やるならあたらしいところを進めたい。XP稼ぐのに一所懸命なときは、慣れたものとか簡単なものを素早くやっていく方が効率が多少いいので、ついつい「さすがにもうイイデショ……」ってあたりを選んでしまいがち。新しいところをやりたいな。

単語を勉強する方法を思いついた

単語というか、綴り。半ばあきらめてて、「発音できれば音声入力できるじゃん」と思ってるんだけど、もうちょっとチャレンジしてみたいアプローチを思いついたのでやってみたい。

 


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