ネタバレというほどのバレはしないつもりですが……
観るまで何も知りたくない人は読まないでおいてね!
映画ドラえもん のび太の月面探査記 を観てきました!
去年見そびれてしまったので今年こそはということで。それでも3月ギリギリになってしまったな。
見に行った藤子ファンの人々の反応を見ていると、「よさそうだな……」という予感はしていたし、そもそも予告編とか前情報で「これすきなやつっぽいぞ!」と期待していたのですよ。
期待通りで楽しかった。新ドラオリジナル作の中では一番よかったかもしれない。
最後のほうはちょっと要素が詰め込まれていたけど、わかりやすい伏線の回収とか、はっきり言葉で伝えられるテーマとか、しっかりエピソードで硬く印象付けられる友情とか。
道具の使われ方も、やっぱドラえもん好きな人が作ってるんだなあという「好き」が前面に出て感じられるものだったけど、鼻につくこともなく、自然に見られました。
展開や演出にいわゆる「ベタ」なものもあったけどそこがいいんですよ!
子どものころに観たい!子どもにとってはアツイ展開だし、スレたおとなは「はいはいこのパターンね」「○○が〇〇するってほかでもよくやるやつ」と思いがちだけど、いいよ!
大人になって思えば、こう、例えば「ピンチ→ギリギリたすかる」「一度主人公が倒れて、立ち上がって、『お前の勝ちだ……』と敵が倒れる」的な、もういろんな作品でやってきた「燃えるやつ・かっこいいやつ」「お約束」ってのも、子どもにとったら初めてだし、パクリとかじゃなくてこれは「見たい展開」「視聴者の希望」なわけですよ~。
そういうのがいっぱいありました。
短い期間だけどみんなと心を通わせて仲良くなったルカやアルのことも好きになっちゃったし、不器用な動きで器用にいろいろやっちゃうノビットの頑張りも泣けてくるし、ムービットたちはかわいいし……で。
あと、大変なモチ映画でした。モチ好きにはたまらないんでモチ好きは見に行ってください。モチ工場に住みたいです。というか月の異説ドーム(?)に住みたい。