か |
鏡のない世界 (かがみのないせかい)
もしもボックスで作り出した世界。正しくは、「自分の顔をだれもみたことがない」世界。(これも誤解を生みそうな表現だな……)ようするに、誰も「自分がどんな顔をしているのか」見たことがないのだ。当然、ジャイアンは自分の顔をなでながら「タレントになろう!」と決意するし、パパもひげをうまくそれず、ママも化粧を失敗。
絵が書けるスネ夫は、「うそつきかがみ」並みの美化で女の子の似顔絵を書いて人気者になった。その似顔絵をみせあいっこして、本当に自分がこんな顔をしているのか、人の意見を聞くことも大事だと思う。(27巻:かがみのない世界)
柿原先生 (かきはらせんせい)
洋画家。落書きのような絵でも600万円もする、超人気画家。昭和二十四年ごろは「落目荘」と言うアパートに住んでおり、のび助の絵の先生だった。(6巻:この絵600万円)
[←先頭へ]ガッコー仮面 (がっこーかめん)
勉強のみかた。のび太の家庭教師を無料で引き受けた謎の人間。くちごたえすればムチを振るい、友達も寄せ付けずに勉強を強要する。額に「文」の文字がある覆面をかぶっている。(33巻:ガッコー仮面登場)
[←先頭へ]川畠さん (かわばたさん)
野比家の向かいに住んでいる。(9巻:アソボウ)
[←先頭へ]ガン子 (がんこ)
しずちゃんの隣の家に住む少女。ジャイ子と仲がよく、人形を使って残酷なお医者さんごっこをするなどかなり乱暴。パーマン一号の妹との関係は不明。
[←先頭へ]カンヅメカン (かんづめかん)
ジャイ子の同人誌用原稿作成に使われた。この中での一日は、外の世界の一時間にしかあたらず、必要な物は一通りそろっている。締め切りに追われる作家などに人気の秘密道具。(44巻:ジャイ子の新作まんが など)
[←先頭へ]キー坊 (きーぼう)
のび太が裏山で拾って?来た、「木の赤んぼう」。秘密道具「植物自動化液」をかけたことにより、自らの意思で動き・学習することができるようになった。教養番組、新聞、難しい本なども好きなようだ。宇宙の植物たちと出会い、進化した植物文明を見るために宇宙へと旅立った。(33巻:さらばキー坊)
[←先頭へ]キイちゃん (きいちゃん)
のび太のおばさんの子ども?まだ、歩き始めたばかりのような小さな子。(結構達者にしゃべれるようだ。)大きな耳の付いた服を着込んでいる。モノを窓から投げ捨てたり、包丁を持ち出してくるなどかなり過激。(2巻:かならず当たる手相セット)
[←先頭へ]キョーボー (きょーぼー)
近所のおっかないお兄さん。あだ名が「キョーボー」。しずちゃんのうらの家に住んでいる。なにか気に入らないことがあると、飼い犬のベソに八つ当たりする。(16巻:ドロン葉)
[←先頭へ]恐竜狩り (きょうりゅうがり)
二十二世紀で流行っているスポーツ。タイムマシンで一億年前に行き、恐竜を捕まえてきて、ペットにする。危険なスポーツで、強いからだと何者もおそれない勇気が必要。恐竜をおびき寄せるために、体にバターやジャムを塗ってうまそうに演技しながら歩くという高等技術も要する。(2巻:恐竜ハンター)
[←先頭へ]クローン培養基 (くろーんばいようき)
髪の毛などの、細胞組織を含む人間の断片さえあれば、そこからクローンを作り出すというおそろしげな道具。のび太はこれを使って、「仲良くなれる友達」としてのジャイアンとスネ夫を育てようとしたが、クローンは性質が本物と変わらず、やはり乱暴モノだったため失敗。気楽にクローンを作ってしまったことを後悔し、ドラえもんと今後の対処について話し合ったりもしたが、クローンたち自身が「取り消しボタン」を押すという事故のため、クローンたちは消滅。「取り消しボタン」の存在は、二十二世紀でも倫理的に問題になるかもしれない。(27巻:ジャイアンよい子だねんねしな)
[←先頭へ]けんか読本 (けんかどくほん)
ジャイアンがめずらしく、のび太に貸してくれた本。内容は不明。けんかの勝ち方、などだろうか。ジャイアンは何を思ってのび太にこの本を貸したのか。そこにドラマを感じずにいられないが、その描写は本編に出てこない。残念。(7巻:テスト・ロボット)
[←先頭へ]原子核破かい砲 (げんしかくはかいほう)
秘密道具。鬼が島の鬼退治のために、「熱線じゅう」「光線じゅう」と共に取り出されたが、これ一つだけなんだかおそろしい。原子核は「原子」の中心にあり、陽子と中性子で構成されている。それを破壊するということは、なんか放射線とか〜、アルファ粒子とか〜、そういうのが出ているのだろうか。そんなものを退治目的で生き物に当てたら、普通に殺傷するだけにとどまらないだろう。とにかく、鬼退治のためには行き過ぎた武器であることは間違いない。(9巻183p:ぼく桃太郎のなんなのさ)
[←先頭へ]小池さん (こいけさん)
ラーメンが大好きで、いつも食べている。のび太とスネ夫の家のあいだ辺りに住んでいる。(4巻112p)
[←先頭へ]剛田武 (ごうだたけし)
通称ジャイアン。地域のガキ大将、暴力で近所の子ども達をまとめ上げている。苦手なものはかあちゃん。
家は雑貨屋(剛田雑貨店)を営んでおり、武も配達・店番などを手伝っている。
得意なことは歌(と本人は思っている)。しかし、吐き気・寒気がし、害虫なども家を逃げ出し、身内でも聞くに堪えない歌声であるようだ。将来の夢は歌手。
趣味は料理(と本人は豪語する)だが、ドローリという擬音が似合うごった煮なシチューを作るなど、アバンギャルドな味覚は未だ世間に認められていない。
コンサート衣装を自分で作ったり、作詞作曲をするなど多彩な少年。妹のジャイ子を大事にしている。野球チーム「ジャイアンズ」の監督兼4番でピッチャー。
風呂で直径五センチのおならアブクを作ることに成功。(15巻89p)
写真で見ただけの子を好きになったこともある。(44巻:恋するジャイアン)
かなりのくすぐったがり。(16巻:131p)
→ジャイ子
[←先頭へ]剛田タケシファンクラブ (ごうだたけしふぁんくらぶ)
ジャイアンこと、剛田武の公式ファンクラブ。今のところ会員は15名。(33巻フィーバー!!ジャイアンF・C)
郷ひろみ (ごうひろみ)
有名人。しずかは郷ひろみの大ファンで、一度お話してみたいと思っていた。郷氏が野比家に間違い電話をかけ、それをしずかが取ったために会話が実現した。(1巻:○○が××と△△する)
[←先頭へ]五郎 (ごろう)
のび太の友達で、絵がうまい。しずちゃんも「うまいなあ。そんけいしちゃうわ。こんなすてきな男の子が、ほんとにいるといいのにな。」と感想をのべるほど。(8巻:消しゴムでノッペラボウ)
[←先頭へ]五郎さん (ごろうさん)
のび太のイトコ。大学生で、田舎から出てきてアパートで一人暮らしをしている。めがねをかけており、家だからとランニングシャツ・ブリーフというだらしない格好で、無精ひげをはやし、髪は半端に長い。
布団をかぶって寝そべったまま、おはぎをムシャムシャ食べるなど行儀もあまり良くない。(10巻26p)
ころばし屋 (ころばしや)
秘密道具。背中の穴から10円をいれて、憎い相手の名前を教えれば、有無を言わさず3回、転ばせてくれる。ころばされたくなければ、取消料100円を入れる必要がある。多分、この道具を開発した会社は、「ころばせ料10円」「取り消し料100円」で稼いでいるのだろう、うまい手である。ころばせることが出来なくても10円の負担なら気軽に依頼でき、転ばされたくない人は100円支払わなくてはならない。100円が惜しければ3回ころべばいい。100円なら払う人は多そうだ。(13巻:ころばし屋)
[←先頭へ]