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【粘土・陶芸】オーブンでできる粘土陶芸に挑戦



ほかにも「やってみた」記事がありますので是非ご覧ください。
ダイソーの樹脂粘土でクリスマスマスコットを作る
Tシャツに絵を描く
ダイソーのキャンバスにアクリルで絵を描く
ウィンザー&ニュートンのウォーターカラーマーカーを使ってみた


【オーブン陶土でおうち陶芸】

「ヤコ」さんの「オーブン陶土」という粘土は、普通の粘土のように手軽に買えて、家のオーブン(温度調節機能のあるもの)で 焼くことによって、硬くしっかりした作品が作れるという楽しい商品。
粘土好きな人はもちろん、普段粘土なんて遊ばないな〜という人でも、ちょっとテンションがあがる「ホンモノ感」が味わえますよ〜。

必要なものはとりあえず、この粘土だけ。温度調節機能のないオーブンは使えませんが、うちのオーブントースター(温度調整・タイマーつき)は 数千円で10年以上前に購入したものですが、十分な焼き上がりでした。

ヤコ オーブン陶土「黒木節」 400g

↑他にも種類があるのですが、黒っぽいと渋くてかっこいいかな〜という理由で「黒木節」タイプを購入。



紅陶タイプは、オリジナル埴輪とか作るときによさそう(色のイメージで)。


【粘土用グッズがあると便利】

基本は粘土細工なので、粘土用のグッズがあると便利です。
竹串とか、爪楊枝とか、糸とかもあれば便利かもしれませんね。
100円ショップなどで粘土セット(延べ棒、粘土ベラなど)を買うのが早いかもしれません。
今回はやってみたい方法があったのでクッキングシートも用意しました。
水(入れ物はなんでもいい、手や粘土を湿らせたりなじませたりするために必要)、
キッチンタオル(余計な水分を落とす、少しだけ湿らすなど便利)もあるといいですね。


【型抜きを用意してみました】

今回やってみたいと思ったのは、野菜やクッキーの型を使うことで、粘土でカタチを作るのが苦手な人でも楽しく いろんな形が作れないかな〜ということ。で、お魚型とかお花型とかいろいろ用意しました。


【粘土は最初からやわらかい】

袋にも「練らずにそのまま使える」と書いてありました。
たしかにこういう土の粘土って、形を作る前によく練るという作業があったような……小学生のときに授業で作った思い出が。
袋から出した時点でやわらかいです。
自然乾燥で硬くなってしまうので、使わない分はなるべく早くラップにでも包んでさらに袋で密閉するのが良いです。


【クッキーみたいに作る陶芸……】

箸置きとか。組み合わせたり飾りにしたりするなら、クッキーみたいに型を使ったら楽なんじゃないか。
そう思って延べ棒で生地を伸ばしてみます……


【型抜きで抜く】

型抜きにくっついてしまうことがけっこう多く、型からはずすのは一苦労です。
失敗かな……でもまあなんとか、きれいにはずせたりはずせなかったらやり直したりして、いろんなカタチを作りました。


【型で抜けたら形をちょっと整える】

ちょっとひねりを加えることで立体的にしてみたり。
端っこが荒れてるのをなめらかにしたり。


【他にも作ってみる】

普通の粘土のように、カタチを作ってもいい感じ。水を駆使すれば、けっこう形は作りやすい粘土だと思います。


【自然乾燥】

大きさにもよりますが、1日(24時間以上)は少なくとも乾かしたいところ。
白っぽくなったら乾いています。
裏返したりして、全体が乾くようにしてやると早く乾きます。
乾かしすぎってことは無いので、次の週末まで放置しておくというのでもいいでしょう。置いておく場所があれば。


【オーブンで焼く】

温度は袋に書いてあるので、その温度を守って焼きましょう。160度〜180度です。
40分ぐらいともかいてありますけど、たまにチェックして、様子を見ながらのほうがいいですね。
においはします。一応害はないもののようです……が、換気はしたほうがいいと思います!

乾かす前の色ぐらいに濃く焼きあがります。


【食器にしたい場合】

粘土とおなじ「ヤコ」さんの「Yu〜」という専用コート剤を塗ってもう一度焼けば、つやも出て、 食器にも使える耐水性を持つ作品が作れます。
まず薄く塗って、よく乾かして(1時間ぐらい放置すると良いです)オーブンでもう一度焼きます。
温度の設定、時間などは粘土本体を焼いたときと異なり、ちょっと温度低めなので注意。よく注意書きを読んでくださいね。

アーテック オーブン陶土 コート剤YU 100cc 4521718270517【取寄商品】27051


【完成!】

艶出しコート剤も塗って焼いて、これで完成!色付けなどはしていないですが、素のままでもホンモノ感がある色を選んでいるので、 十分渋い作品が仕上がりました。

湯のみ、お皿、マグカップなども自作できるようですよ。厚みがあるぶん大作ですね。


【作ってみた感想】

簡単にできたと思いますが、ちょっと型が小さくて、箸置きには物足りない大きさになってしまったのが残念。 もう少し大き目の型でやればうまくできそう。
触った感じは硬く乾いていて、存在感があっていいですよ〜。
満足度の高い工作です。実際食器として使うことができるから、愛用品を自分で作るのもいいと思います。

この粘土・コート剤で作った作品で調理はできないとのことですが、つまり直火にかけたりオーブンで食品と一緒に再加熱したりできないということだと思うので、 普通に飲み物を入れたり食品を置いて食器として使う分には問題ないと思います!




【オマケ】

ラフにぐにゃぐにゃしたパーツを作って、フェイクグリーンを飾るための花瓶?ポット?を作ってみました。
自然物っぽくなるかな〜と、あまりカチッとしていないつくりにしてみました。


【グリーンを飾ってみた】

けっこうそれっぽくできました。置きたい場所にもぴったりのサイズ感。
手作りはそういうところがいいですよね。


★他にも「やってみた」記事あります★
ダイソーの樹脂粘土でクリスマスマスコットを作る
Tシャツに絵を描く
ダイソーのキャンバスにアクリルで絵を描く
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(C)藤村阿智 Achifujimura 2016/6/3

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